運転再開前の保険チェック
運転の練習を始める前に、10分だけ保険の確認をしてください。「家族の車だから大丈夫」と思って乗ったら運転者限定の対象外だった——これは実際に起きているトラブルです。
家族の車に乗る前に確認する4項目
実家や配偶者の車で練習するなら、その車の保険証券(またはアプリ)で次を確認します。
- 運転者限定の範囲:「本人限定」「本人・配偶者限定」だと、それ以外の人の運転は補償されない。「家族限定」でも別居の子は対象外の場合がある
- 年齢条件:「35歳以上補償」の車を30歳の家族が運転すると対象外
- 他車運転特約の有無:自分が保険契約を持っている場合、借りた車での事故を自分の保険で賄える特約。ただし自分が契約者でないと使えない
- 補償内容:対人・対物が無制限か。古い契約は見直しの機会でもある
限定を一時的に外す(家族限定→限定なし)変更は電話一本ででき、差額も日割りで大きくありません。練習期間だけ広げるのが定石です。
1日保険という便利な選択肢
たまにしか家族の車に乗らないなら、1日単位の自動車保険が便利です。
- スマホから当日でも加入できる。保険料は1日800円前後から
- 補償を充実させたプラン(車両補償付き)でも1日1,500〜2,500円程度
- 「帰省したときだけ実家の車に乗る」「練習の日だけ」という使い方にぴったり
- 本人の運転が親の保険の等級に影響しないのも利点(事故時に親の保険を使わなくて済む)
ペーパードライバー講習をマイカー(家族の車)で受ける日も、この1日保険を掛けておくと安心が増します。講習事業者側の保険と重ねて使えるかは、予約時に確認してください。
車を持たない人・これから買う人
- カーシェア・レンタカー派:料金に基本の保険・補償が含まれる。ただし免責金額と休業補償(ノンオペレーションチャージ)は自己負担になり得るので、補償を厚くするオプションの加入をおすすめします
- これから車を買う人:新規契約は等級が低く保険料が高め。ブランク明けは事故リスクが統計的に高い時期なので、車両保険を含めて厚めに入り、運転が安定した翌年以降に調整するのが合理的です
- 保険は「事故ったときのお金」だけでなく、事故対応そのものを代行してくれる仕組み。再開期の心の保険でもあります
なお保険の詳細は商品ごとに異なります。最終確認は各保険会社の公式情報でどうぞ。