パンク時の対処手順
今の車の多くにはスペアタイヤが積まれていません。「パンクしたらタイヤ交換」はもう昔の常識。今の正解は「無理に自分で直さず、安全確保して呼ぶ」です。手順を知っておきましょう。
この記事の目次
パンクに気づいたら
- サイン:ハンドルが取られる、車体が傾く、パタパタという異音、空気圧警告灯の点灯
- 急ブレーキ・急ハンドルをしない:ゆっくり減速しながら、安全に停められる場所(駐車場・広い路肩)へ
- ハザードを点けて停止:高速道路上なら路肩に停め、発炎筒・停止表示器材を置いて、人はガードレールの外へ退避(車内に残らない)
- 完全に空気が抜けた状態で走り続けない:タイヤとホイールの損傷が広がり、修理代が跳ね上がる。「あと少しだから」と走るのが一番の高額コース
自分で直す?呼ぶ?
今の車の装備は主に2パターンです。
- 応急修理キット搭載車(主流):補修剤をタイヤに注入し、コンプレッサーで空気を入れる応急措置。ただしあくまで応急で、その後は速やかにタイヤ店へ。側面の傷や大きな損傷には使えない
- スペアタイヤ搭載車:交換にはジャッキアップ作業が必要。交通のある場所での作業は危険を伴うため、無理は禁物
正直な推奨はこうです:ロードサービスを呼ぶのが基本方針でいい。任意保険のロードサービス(多くの契約に無料付帯)かJAFに電話すれば、その場での応急対応や搬送をやってくれます。自分の保険にロードサービスが付いているか、今日確認して連絡先をスマホに登録しておく——この記事の一番の宿題はこれです。
パンクを予防する習慣
- 月1回の空気圧チェック:空気圧不足はパンク(とくに高速走行時の破損)の主因。給油のついでにスタンドで
- タイヤの見た目チェック:ひび割れ、釘・ネジの刺さり、片減り。洗車のついでに一周見る
- 溝の深さ:スリップサイン(溝の中の盛り上がり)が出たら交換時期。溝がないタイヤは雨の日に危険
- 製造年の把握:距離を乗らなくてもゴムは劣化する。5年を超えたら点検、10年は交換推奨
タイヤは車の装備で唯一、地面に触れている部品。ここへの関心が、パンクだけでなくあらゆる走行トラブルの予防になります。