自転車・キックボードとの共存運転
運転を再開した人が口を揃えて言うのが「自転車、こんなに車道にいたっけ?」。ルール変更で道路の景色は変わりました。新しい隣人たちとの安全な距離感を身につけましょう。
何が変わったのか
- 自転車は車道走行が原則に徹底された:歩道ではなく車道の左端を走るのがルール。青い矢羽根マーク(自転車ナビマーク)が引かれた道路も増えた
- 電動キックボード(特定小型原動機付自転車)が新設された:最高速度20km/h、免許不要(16歳以上)の新しい乗り物。車道や自転車レーンを走る
- 配達の自転車・バイクが増えた:スピードが速く、すり抜けや急な進路変更もある前提で構える
つまり「車道は車だけのもの」という感覚のままだと、予測が追いつきません。車道の左側には常に誰かがいるかもしれない、が新しい既定値です。
追い越し方と車間の基本
- 横を通るときは間隔を大きく:目安は1.5m。取れないなら速度を落とし、対向が切れるのを待ってから膨らんで追い越す。ギリギリの追い越しは接触リスクと威圧の両面でNG
- すぐ先で左折するなら追い越さない:追い越した直後の左折は巻き込みの典型。自転車の後ろで待つほうが安全で、結局時間も変わらない
- ふらつきを織り込む:路上駐車を避ける動き、段差での揺れ。自転車は直線的に走らないものとして車間を取る
- 夜間は特に慎重に:無灯火や反射材なしの自転車は直前まで見えない。夜の左端への警戒は昼の倍で
交差点での予測のコツ
自転車・キックボードとの事故は交差点に集中します。予測の型を持ちましょう。
- 左折時:左後方の目視を徹底:ミラーの死角から自転車が直進してくる。巻き込み確認は「いるかも」前提で
- 右折時:対向の二輪を見落とさない:対向車の陰から自転車・バイクが直進してくる右直パターンに注意。対向の列が切れても一拍待つ
- 歩道からの飛び出し:歩道走行の自転車が横断歩道に出てくる。交差点進入時は歩道の動きまで視野に
- 相手がルールを守らない場合もある:逆走・信号無視・斜め横断は現実に起きる。「相手が正しく動く前提」を捨て、こちらが余裕を持つ
腹の立つ場面もありますが、車は道路の最強者。強い側が譲る前提でいるほうが、結果としてあなたの心も運転も守られます。